医師の立場とタバコ銘柄に対する投資。戦争関連銘柄について
私はタバコを吸いませんし、自分の患者や健康について相談してきた友人に対しては禁煙を勧めています。
友人の中には、私の言葉でタバコをやめてくれた人もいます。
その反面、私はタバコ銘柄の株式を保有しています。
タバコ(中のニコチン)には強力な依存性があり、習慣になってしまったらやめるのが難しいことは科学的に分かっていることです。
一度その商品を手にした消費者が半永久的に買い続けてくれる商品は投資対象としてはかなり優良です。
タバコ関連銘柄については、合法的に販売されているものですし、医師としての立場は無視して、自分の利益を優先して投資対象としています。
戦争関連銘柄については、いくら儲かると分かっていても未だ投資を行ったことはありませんし、今後も行うつもりはありません。
人の命・健康は儚いものですが、それに対する責任は自分にあります。
私個人としては、タバコを吸うのも吸わないのも個人の自由だと思いますし、それに対する責任もその個人にあると思います。
長年喫煙歴のある人が、それが原因の病気で病院にかかること自体傲慢なことだと思います。
少なくとも私はタバコをやめない患者は嫌いだし、診なくて良いなら診たくありません。(日本には医師法で定められたクソみたいな義務(応召義務)というものがあり、受診してきたらクソみたいな患者も診察しなければいけません。)
しかし、どんな社会情勢であっても、他人の命を奪う権利は誰にもありませんし、他人から自分の命を脅かされることは許容できるものではありません。
戦争経験者ではありませんが、戦争は許容できません。